2020/08/01 20:06
お久しぶりです。
2020.8.1の新作を追加いたしました♪
よろしければご覧ください!
昨今は中々イレギュラーな毎日で疲れてきてしまいますね…
クラゲのように穏やかに生活したいものです。
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8月になり、夏らしい陽気になってきましたでしょうか(といっても沖縄は2か月前くらいから同じような気温ですが…)
夏と言えば海や川で水遊び!
今年はあまりお出かけしづらいですが、幸運にも近所に海や川がたくさんあり色々な生き物を見てきました。
港で元気に泳ぐ大きなタコクラゲや、買い物途中の川に群れるボラたち…
私はまだ見られてないんですが、沖縄ではもうハブクラゲが出始めているみたいです(見たい!)
以前住んでいた関東ではお盆過ぎくらいから、アンドンクラゲという刺されるとかなり痛めのクラゲが見られ始めます。
(これは水族館で撮影したタコクラゲ)
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海水浴ではよくカツオノエボシやアンドンクラゲに注意しましょう~なんて言われます。
カツオノエボシは気泡体という風船のような部分があり、ぷかぷかと海を浮かんでいます。ですので、風向きによっては浜辺に集められてしまって大量に打ちあがるときもあるみたいですよ。
私も以前、強い風が吹いた翌日の午前中に海に大急ぎでカツオノエボシを探しに行ったことがあります。打ちあがって間もない個体はまだ生きているので、拾って海水に浮かべて触手が動く様子をにやにや観察してました。(素手で拾わないでくださいね)その時は6月くらいにはカツオノエボシが出てたかな?
アンドンクラゲは傘が四角いクラゲで、けっこう力強く泳ぎます。波や水流に逆らうほどではないですが…。
大きな(成熟した)クラゲはお盆くらいから出始めて、海水浴場にクラゲ注意!の看板が出たりします。
しかし、5月くらいにプランクトンネットを引いて遊んでいた時に1mmくらいの稚クラゲを発見したこともあって、やっぱり大きなクラゲが突然出現するわけじゃなくてちゃんと同じ場所で育ってるんだな~、と多くの方は嫌がりそうですが私は嬉しい気持ちになったのを覚えています。
誤解しないで頂きたいですが、稚クラゲのうちは刺胞(毒針だと思ってください)の長さが短いのか、泳いでいて水流で流されてぶつかることが少ないのか、気づかないうちに刺されてたりはしないようなのでご心配なく!
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夏になると現れるクラゲもいますが、四季によって色々なクラゲが泳ぎ出します。
クラゲは付着生活をするポリプという世代と、浮遊生活をするメデューサという世代があります。
水族館でも海でもよく見られるミズクラゲでは、ポリプの時期に水温が下がるとメデューサになって泳ぎ出します。
なんか寒くなったな~と思ってるとふわふわ泳ぎ出したくなるんでしょうか? クラゲになったらどんな感じがするんだろう??ってすごく気になりませんか?
ポリプからメデューサになるときは1つのポリプから2,3匹のメデューサになるのですが、それってどんな感じなんだろう??
他のクラゲでも、水温の変化によってポリプからメデューサになるものが結構たくさんいます。
何も考えてなさそうにゆらゆらふわふわしているクラゲも、ちゃんと環境が変わったことに気づいてたくましく生きていて驚かされます。
ポリプなんて数mmしかないうえに、ちょっと毛が生えた筒みたいな体なのに、餌を食べられて周りの環境変化も感知できるってすごいですよね。
(分類系じゃなくて分子生物系の沼に落ちた人間なので、変なところで感動してしまいます)
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今回はほとんど雑談みたいな感じで失礼いたしました。
生き物の写真が全然撮れてなくてご紹介できないので、水中で撮れるカメラが欲しいな…
このブログについてや、作品について聞きたい!という方はぜひTwitter(@arteth_moon)にて話しかけて頂ければと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました♪